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東野圭吾さん原作の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の映画が公開されますね。原作の評判もかなり高く今秋期待される映画の一つです。

ここでは、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のあらすじや映画についてまとめていきたいと思います。

ネタバレあるのでご注意を!

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が映画化!原作は?

今さら紹介する必要ないくらい有名な東野圭吾さん原作の同作品は、2011年4月から角川書店の月刊誌で連載されてたものです。翌年には単行本としても発刊され推計800万部を超える大ベストセラーとなりました。

小説を読んでみると5章に分かれたそれぞれ完結する短編集のような構成なのですが、そこは東野圭吾。それぞれの物語が最後に1本の線でつながります。そしてその先に大きな感動があります。

映画においても当然同じ流れで展開しています。

 

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のネタバレあらずし

さっそく映画になった「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のあらすじを紹介していきましょう

完全にネタバレ内容ですのでご注意を。

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟 第1章

登場人物:翔太、敦也、幸平
相談者:月のウサギ

 

空き巣とはたらいた翔太、敦也、幸平の3人は車での帰り道、運悪く車の調子が悪くなり動かなくなってしまいます。

とりあえず3人は、近くの廃屋に身を潜め、朝を待つことにしました。

その廃屋は元お店で名前は「ナミヤ雑貨店」。

朝まで身を潜めている3人も元に突然閉じたシャッター越しに手紙が届く。差出人は「月のウサギ」で、内容は悩み相談だった。

実はこのナミヤ雑貨店は、悩み相談を受け付けてくれることで一時期話題となっっていたお店。

3人はすることもなし、その悩み相談に答えるべき返事を書いた。

そのナミヤ雑貨店の悩み相談の返事方法の仕組みに則り、牛乳箱に返事の手紙を置いた。

ここで不思議なことが起こります。

牛乳箱においた手紙はすぐになくなり、そしてシャッター越しに返信に対する返信の手紙が月のウサギさんから届きます。

よくよく状況を確認してみると、3人はこのナミヤ雑貨店が時間の流れが止まっていることに気が付きます。月のウサギからの手紙は1979年に出された手紙だったのです。

月のうさぎからの相談の内容は『私はとあるスポーツのオリンピック候補です。恋人が末期がんで入院しました。恋人は競技に専念してほしいと言いますが、私は彼のことが気になって集中できないし、最後のときまで彼に寄り添うべきか悩んでいます

3人の返事は「今すぐやめて、恋人のそばにいなさい」でした。

この返事を読んだつきのうさぎは、スポーツをやめませんでした。「今すぐやめろ」の返事を読んで自分の本当の気持ちに気が付いたそうです。大切なものを失い、一生後悔するところを踏みとどまらせてくれた3人に感謝の手紙が届きました。

そして3人は、この感謝が綴られた手紙に喜びを感じていた。

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟 第2章

相談者:売れないミュージシャン 克郎

 

ナミヤ雑貨店に次の相談の手紙が届きました。

相談の内容は「夢であるミュジシャンを続けるべきか、実家の魚屋を継ぐべきか」です。

一度は家業を継ぐ決心をした克郎だが、父の「余計なことは考えず、もういっぺん命がけでやってみろ。東京で戦ってこい。負け戦なら負け戦でもいい」の後押しをする言葉を受けて、あらためて夢を追うことを決断する。夢を追いかけ東京に向かう克郎はナミヤ雑貨店に立ち寄り悩み相談の返事の手紙を読む。

悩み相談の解答は『あなたが音楽の道を進むことは決して無駄にはなりません。あなたの曲によって救われる人がいると思います。そしてあなたの生み出した曲は必ず残ります。最後まで、そのことを信じてください。最後の最後まで、そのことを信じていてください』

夢をかなえるべくミュージシャンを続ける克郎は、ある日児童養護施設「丸光園」で子供たちの前で曲を披露する。

最後のお約束の曲として克郎のオリジナル曲「再生」も披露する。

その夜、児童養護施設は火事にあってしまう。燃え盛る建物内でセリという女の子を見つける。そしてセリの弟が屋上にいることを知る。克郎はその弟を助けに屋上に向かう。

弟を見つけ助け出した克郎は燃え盛る炎のなか命を落としてします。

 

その何年もあと、一人の女性が満員のコンサート会場で歌を歌う。女性は歌う前にこう言います。

「最後はいつもの曲です。この曲を作った人は、自分の命と引き換えにして弟を救ってくれました。その人に出会わなければ、今の私はなかったでしょう。だから私は、生涯この曲を歌い続けるのです」。

そして「再生」を歌い始めた。

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟 第3章

登場人物
ナミヤ雑貨店店主:浪矢雄治
雄治の息子:貴之

 

時はナミヤ雑貨店が廃業になる前。

70歳を超えてる浪矢雄治は店を切り盛りしながら悩み相談を受け付けていた。

その時に悩み相談に乗った『妻子ある人の子供を妊娠してしまった。子供を産めるチャンスはこれで最後だと思う。どうすればいいか』について後悔していた。新聞によれば、その母子は無理心中を図ったらしい。

 

とある日、雄治は倒れた。高齢のため雄治の命は長くないようです。

そんな中、雄治は今夜未来から手紙が届く不思議な直感を感じ取る。雄治はその夜一人でナミヤ雑貨店の泊まる。

そして直感のとおり手紙が届いた。

差出人は、無理心中を図った母子の子供の方から。

手紙の内容から、無理心中と報じられた件は、事故であること。その子はその後、児童養護施設「丸光園」に預けられたこと。今は、同じ「丸光園」出身のセリのマネージャーとして働いていること。そして、母は、ナミヤ雑貨店の悩みアドバイスに感謝していることを知る。

また、先の長くない雄治は息子の貴之に願い事をする。その内容は、自分の33回忌に次の告知をしてほしい。

「雄治の命日の午前零時零分から夜明けまでの間、ナミヤ雑貨店の相談窓口が復活します。そこで、かつて雑貨店に相談し、回答を得た方々にお願いです。その回答は、あなたの人生にとって役に立ちましたでしょうか。それとも、役には立たなかったでしょうか。忌憚のないご意見を頂ければ幸いです」

 

そして2012年、雄治33下記に向けて約束の告知をインターネット上に流します。

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟 第4章

登場人物
ナミヤ雑貨店店主:浪矢雄治
相談者:和久浩介

 

時は、1970年代に戻ります。

ナミヤ雑貨店店主の浪矢雄治に悩み相談がきます。相談者は和久浩介(中学2年生)。

内容は「家族とともに夜逃げしなければならない。どうしたらやめさせられるか?」でした。

雄治の解答は「つらいことがあるかもしれないが、一緒にいなさい」でした。

しかし浩介は夜逃げの途中で家族から逃げ出します。その後警察に補導され児童養護施設「丸光園」に預けられます。

大人になった浩介は木彫刻の職人となります。2012年、ナミヤ雑貨店が復活するということで町に戻ってきます。

ふらっと入った飲み屋で夜逃げした家族のあらたな真実を知ります。浩介が逃げ出した後両親は海で心中した。お子さんの遺体は見つかっていない。その時両親の最後のやさしさに気が付きます。家族3人とも死んだことになっていて、浩介は過去に縛られない全く新しい人生を歩むことが出来たわけですから。

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟 第5章

登場人物
翔太・敦也・幸平
相談人:迷える子犬こと武藤晴美

廃屋のナミヤ雑貨店にいる3人は最後の相談の手紙を受け取ります。

「OLなのですが、どうしてもお金が必要な事情があり、ホステスの道に専念しようかと考えています。どうすれば周囲の人間を説得できるでしょうか?」

3人の悩みに対する返事は「水商売は絶対やめること」でした。

実は敦也は母親が水商売をしていて、保護され「丸光園」に預けられていた。あとの二人も「丸光園」の出身です。

返事を書いた3人の元に迷える子犬から返事が返ってきます。「私は丸光園で過ごし、その後親切な親戚に引き取られた。今その親戚の生活をさせるためにお金が必要…」

この時、相談人が同じ丸光園出身であることを知る。

そして3人は迷える子犬に金儲けのアドバイスをする。未来を知っている3人は株・不動産のインターネットビジネスで儲ける方法を伝える。迷える子犬こと武藤晴美は、大儲けを女社長とし活躍した。もちろん親戚への恩返しも十分できた。

武藤晴美はお世話になった丸光園を買い取ることも考えた。しかし丸光園からは悪い噂をながされ悪者扱いされている。

 

-少し時間が戻り

雄治の33回忌の日になる0時前。

親戚の家にいた武藤晴美は何者かに襲われます。3人組の若い男に。

「丸光園をホテルにするって本当か?」武藤晴美が否定すると3人は金品と車を奪って逃げます。

その3人とは翔太・敦也・幸平でした。丸光園つぶそうとしている噂を聞いた3人が武藤晴美を襲ったのでした。

ただし、今となっては真実を知り、襲ったことを反省し自主することを決めます。

 

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のあらずし まとめ

すべても話は児童養護施設「丸光園」でつながっています。

今回あえて触れませんでしたが、なぜ丸光園に関係のある人物がナミヤ雑貨店に集まるのか。その理由もちゃっとあります。とても熱い想いが丸光園とナミヤ雑貨店を引き寄せる、正にに奇蹟なストーリーです。

映画を見たあなたはきっと、とてもあたたかな感動を混じると思います。

 

是非、お愉しみください。