伊調馨が出場したレスリング世界選手権代表決定プレーオフ女子57キロ級で、審判に暴言を吐いたとされる田南部力コーチに対して、協会が処分を検討しいるらしい。いろいろと世間をにぎわすレスリング界ですが、今回暴言を吐いたとされる内容はどのようなものだったのでしょうか。
伊調馨に対する判定に田南部コーチが暴言?
その疑惑の試合は、6月6日に開催された「レスリング世界選手権代表決定戦」。対戦カードは、伊調馨vs川井梨紗子。女子57キロ級に出場した両選手はプレーオフで対戦。試合の結果は3-3の同点であったが、ビッグポイントの差で川井梨紗子選手の勝利となった。この試合の結果は2020年の東京オリンピック選考に大きな影響がある試合の一つです。
オリンピック選考を兼ねた大事な試合かつ接戦であったことから、両選手陣はヒートアップ。試合内容・判定に不服な伊調馨陣営の田南部コーチは試合中、試合後に口撃が繰り広げられました。この内容が暴言と吐いたとされ、レッドカードの一発退場となりました。
伊調馨のコーチ田南部の暴言の内容は?
ではその疑惑の暴言とはどのようなものだったのでしょうか。
「きょうの審判はおかしい。UWW(世界連合)に届けを出すかも」
「何で青(川井梨)に得点が入るの?」
「ポイントだろう」
「伊調のポイントになるべきところをなかなかポイントにしてくれない。ひどすぎる。伊調本人も試合中に心が折れた」
「今回はジャパンビバレッジ(有利の)判定がひどかった。いろんな力が働いていたのではないか」
公に出ている情報では、田南部コーチが発言した内容はこんな感じ。
テレビ中継などで拾えてない発言が、あったかなかったかは当人同士にしか分かりませんが、田南部コーチは当然のように暴言ととらえられる内容の発言はしていないと言っております。