映画「バンクーバーの朝日」あらすじはについて
この冬、映画「バンクーバーの朝日」が公開される。
実在した伝説の野球チームを映画化するとあって
公開前からなにかと話題なっており、私も気になっています。
話のあらすじや主要キャストなどについて書きます。
映画「バンクーバーの朝日」の概要
映画「バンクーバーの朝日」の監督は
「舟を編む」で日本アカデミー賞を受賞した石井裕也監督。
この監督は1983年生まれと若く、
また、女優の満島ひかりさんと結婚したことでも有名ですね。
戦前に実在した日本人野球チームの話なんですが
映画のタイトルにあるとおり、カナダのバンクーバーの話です。
ロケ地は、バンクーバーのほかに栃木県足利市の郊外に広大なロケ地を設営し、当時のバンクーバーの日本人街や野球場まで再現し撮影されました。
ここで
映画「バンクーバーの朝日」の予告動画をごらんください。
チーム「バンクーバー朝日」のキャスト
・妻夫木聡 :レジー笠原(ショート)役
・亀梨和也 :ロイ永西(ピッチャー)役
・勝地涼 :ケイ北本(セカンド)役
・上地雄輔 :トム三宅(キャッチャー)役
・池松壮亮 :フランク野島(サード)役
以上が、チーム「バンクーバー朝日」のキャストです。
既に、気が付いているかもしれませんが
この5人のうち妻夫木さん以外は、すべて野球経験者です。
特に
亀梨さんは、芸能界での野球がうまいことで有名で、番組内でプロ選手と対決した死しています。
また、上地さんは、高校時代、松坂大輔さんとバッテリーを組んだことで有名ですね。
実際、映画のなかで本人たちのプレーも撮影されるということで
野球未経験の妻夫木さんは
合宿を行ったり、野球場を貸し切って練習をしたりして撮影に挑んだそうです。
映画「バンクーバーの朝日」のあらずし
太平洋戦争前のカナダに実在した日系人野球チーム「バンクーバー朝日軍」のお話です。
1900年初頭に多くの日本人が新天地を求めカナダの地に渡りましたが、その日本人を待ち受けていたのは
「貧困」「差別」「過酷な労働」
でした。
そんな生活の中の日本人街に1つの野球チーム「バンクーバー朝日」が誕生します。
しかし、パワープレイに正面から対抗していたバンクーバー朝日は、カナダのチームに連戦連敗。
更に試合中に意図的とも取れるピッチャーのロイ永西(亀梨)の頭へのデッドボール。グランドでは乱闘となってしまい、それが原因で日本人の立場さらに悪くなってしまいます。
この困難な状況に負けずバンクーバー朝日は、パワープレイ野球に対抗すべく、新しい戦い方をしていきます。
「バント」「盗塁」「ヒットエンドラン」など、脚と頭脳を使った野球を始めます。
バンクーバー朝日はカナダ人チームを次々と打ち破っり、彼らはやがて日系移民の希望の光となります。
更に白人社会から称賛と人気を得て、人種を超えた人気となります。
戦前にカナダに実在した伝説の日本人野球チーム「バンクーバー朝日」の栄光と軌跡の物語です。
昨今、WBCなどで侍ジャパンとして日本野球が世界の注目を集めていますが、
100年近く昔にも、注目を集め、伝説となった日本野球があったんですね。
どのような軌跡を生んだのか物語が気になります。
映画「バンクーバーの朝日」は
12月20日から公開です。
楽しみですね!