ドラマ『ようこそ、我が家へ』のあらすじ・感想
2015年春のフジテレビ月9ドラマの発表がありました。
嵐の相葉雅紀さん主演で『ようこそ、我が家へ』です。
原作もあるこのドラマのあらすじ・感想について書きます。
ドラマ『ようこそ、我が家へ』の概要
ドラマ『ようこそ、我が家へ』の原作は
大人気作家の池井戸潤さんの同名の小説です。
現時点で累計発行部数が50万部を超えており、話題の作品です。
池井戸潤といえば
「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」など
気持ちの強い主人公の痛快なストーリーのイメージがありますが、
今回の『ようこそ、我が家へ』は
「池井戸作品史上、最弱のヒーロー」と言われています。
主演と務めるのは
嵐の相葉雅紀(あいば・まさき)さん。
実は、フジテレビ「月9」の主演を務めるのは初めてです。
ちなみに
嵐のメンバーで月9主演したことがあるのは、
松本潤さんと相葉聡さんです。
今回のドラマの共演者は
父親役:寺尾聰(てらお・あきら)さん
妹役:有村架純(ありむら・かすみ)さん
母親役:南果歩(みなみ・かほ)さん
が発表されています。
このメンバーの組合わせは、意外と初めてで
相葉雅紀・寺尾聰・南果歩は初共演。
相葉雅紀と有村架純は
以前ドラマで共演していますね。
池井戸作品がフジテレビでドラマ化されるのも初めてです。
今回のドラマ『ようこそ、我が家へ』は
初物が多く、新鮮に見ることができるかもしれませんね!
ドラマ『ようこそ、我が家へ』のあらすじ
主人公の相葉演じる倉田健太は、郊外の一軒家で、父母妹の家族4人で暮らしている。
健太は少し気が弱く自己主張が苦手なタイプ。
ある日、駅のホームで女性を押しのけ割り込み乗車をしようとした男性を健太は注意をする。
普段はそんな行動をするようなキャラではないのに
この日は、仕事がうまくいかずムシャクシャしていたからだ。
このことはきっかけか否か
健太の家では、嫌がらせが頻発するようになる。
花壇の花を荒らされたり…
自転車のサドルを切りかかれたり…
動物の死骸なども…
倉田家は、このストーカー行為犯人を探し捕まえようとするが
疑わしい人物が何人も浮かび上がってくる。
犯人は誰なのか…。
父親倉田太一は、
息子の健太に輪をかけて、気弱で口下手な自己主張のできない人物。
大手銀行に勤めていたが、出世競争から脱落し
現在は、中小企業に出向し総務部長をしている。
家でのストーカー行為と同時期に
太一は会社内の不正の疑念を抱いくようになる。
このことをきっかけに、
太一は社内で窮地へ追い込まれていく。
この会社の不正行為はどのような結末を迎えるのか…。
窮地の太一は助かるのか…。
我々もまわりでも、いつ起こってもおかしくない事。
倉田家は、このピンチをどのように乗り越えるのか。
見えない敵の恐怖が描かれたホームドラマになっています。
フジテレビ側から池井戸潤氏には
「オリジナルの原作にとらわれない、新しい『ようこそ、我が家へ』を作ってください!」
と話ているようです。
フジテレビの紹介を見る限りでは
原作とほぼ同じな内容となっています。
原作にない登場人物とかでてくるんですかね、楽しみです。
もしかしたら、結末が異なるのかもしれませんね。
ドラマ『ようこそ、我が家へ』の感想
今わかっている情報では、ほぼ原作と同じようです。
原作『ようこそ、我が家へ』の感想をまとめます。
この『ようこそ、我が家へ』は、あらすじを見てわかるように
二つの大きなストーリーが並行してすすみます。
直木賞作家である池井戸潤氏が描く
「誰にでも起こり得る恐怖」
がスリリングに展開していきます。
父 太一と会社不正疑惑については
池井戸潤氏が得意の中小企業を舞台にした内容で
随所に伏線があり、最後には全てが絡み合う
「さすが池井戸さん!」
と言った内容になっています。
タイトルが『ようこそ、我が家へ』で
一瞬、アットホームな内容の印象を受けますが
ハラハラ・ドキドキの内容です。
「最弱ヒーロー」の健太が
図々しく生きている人たちを追い込む姿には、
半沢直樹のように生きていけない私には
「がんばれ!!」
と応援したくなる心の叫びの連発でした。
原作で、十分完成されている『ようこそ、我が家へ』
ドラマ化に向けて
そのようにブラッシュアップされていくるのか楽しみですね。
2015年春の月9は見逃せませんね!