バードマン あるいは~|映画のあらすじ・ネタバレ感想

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映画「バードマン あるいは~」のあらすじ・ネタバレ感想について

アカデミー賞にもノミネートされている

映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」

のあらすじ・ネタバレ感想についてかきます。

ワンカットで撮影したような…

現実と幻想が交錯する映像…

なかなか見応えのある作品です。

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映画「バードマン あるいは」の概要

この「バードマン あるいは」を語るときに必ずでてくるキーワードが

「ワンカットで撮影されたような」です。

実際は、そんなことないのですが編集において、

見る側はまるで「ワンカット撮影」のようです。

これを実現したのが、「バベル」などで有名な

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが監督です。

この監督はメキシコの方で、2000年に監督デビュー。

カンヌ国際映画祭の監督賞やゴールデングローブ賞など数々の受賞歴を持っている。

群像劇や人間関係のドロドロなドラマが得意な監督のイメージがあるが

今回の「バードマン あるいは」は、ブラックコメディ映画。

新しい挑戦ということでも注目されている。

主役は、マイケル・キートン。

その他には、ザック・ガリフィーキス、エドワードノートンなども出演している。

映画「バードマン あるいは」のあらすじ・ネタバレ注意!

主人公のリーガン・トムソンは落ち目のハリウッド俳優。

かつては『バードマン』という映画で一躍有名となり、数十億ドルを稼ぐほどのスターだった。

あのの栄光から20年。今では60歳で、過去の栄光にすがる惨めな生活を送っていた。

あるとき

アーティストとしての自分に存在意義を見いだそうと、ブロードウェイ進出を目論む。

親友の弁護士ジェイク、恋人であるローラ、自分の娘のサムなどと共に

作品を磨き上げプレビュー公演は目前にせまっていた。

しかし、リーガンは自身の抱える根深い問題と直面し、

自分を中の心の声との葛藤に悩まさせられる。

そして始まったプレビュー公演…。

結果は散々で批評家たちからは「酷評」を宣告されてしまう。

そして本公演が始まる…。


映画「バードマン あるいは」の感想・ネタバレ注意!

ストーリーを追っかけていくのが大変な映画です(笑)

先程の言いましたが、ワンカットのような映像で、

人をカメラが追っかけながら、その場面場面で会話が行われます。

ちょっと早口?で情報量が多く、

自分のなかに消化していくにに疲れました。

また、現実と想像が映像のなかに混在していて

映像としてみれば、

「すごい!」
「どうやって撮影しているんだろう?」

と思うのですが、ストーリーを追いかける方としては、混乱します。

それが、この映画の狙い狙いなのかもしれないですけどね。

私のお気に入りは音楽です。

ジャズドラムって言うんですかね。

シンプルな打音でリーガンの心境を表現されていて、とてもよかったです。

そして、最後のオチ。

どこまでの映像を現実。どこからを想像ととらえるかで、

見方が変わります。

リーガンがどのタイミングで死んだのか…。

これは実際、見てみて感じててください。

かなり頭を使う映画だと思うので、評価が分かれる映画だと思いますが、

少なくとも話題にはなるでしょう。

この映画は2015年春の公開です。

たのしみにですね。

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