映画「きみはいい子」あらすじ・ネタバレ!話題の良作を徹底解説

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映画「きみはいい子」あらすじ・ネタバレについて

今年唯一のモスクワ国際映画祭に選ばれた日本映画、

「きみはいい子」に注目です。

主演は高良健吾さん、尾野真千子さんと豪華なキャスト。

この映画について

あらすじ(一部ネタバレ)をまとめました。

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映画「きみはいい子」の解説

この映画の原作は

「大28回坪田譲治文学賞」や「2013年度本屋大賞」4位に選ばれた小説。

作者は中脇初枝さん。

幼児虐待やいじめ、学級崩壊といった身近な家庭・学校の問題をベースに描かれた5編からなる短編集。

タイトルは同名の「きみはいい子」。

映画の監督は、「そこのみにて光輝く」などの呉美穂監督。

この作品は、

モントリオール世界映画祭最優秀監督賞をはじめ、

数々の映画賞を撮った話題の監督です。

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映画「きみはいい子」のあらずし(ネタバレ注意!)

主な人物は3人。

小学校教師の岡野(高良健吾)。

彼は、まじめな青年であるが、優柔不断な性格。

問題に対して真正面から立ち向かうことができず、

いつも肝心なところで逃げてします。

受け持つ4年2組の生徒もなかなか、なついてくれずに悩む。

恋人ともうまくいっていない。

2人めは、

3歳の娘のいる母親 雅美(小埜真千子)。

夫は海外に単身赴任していて、娘と二人で暮らしている。

ママ友付き合いも表面的な薄っぺらい付き合い。

家では娘に度々暴力をふるってしまう。

自分自身も幼いころ親に暴力を振るわれた過去を持つ。

最後は、

一人暮らしの老人 あきこ(喜多道枝)。

最近認知症が始まったのではないかと怯えている。

一人暮らしであるがゆえに寂しい毎日を過ごし、

登下校であいさつをしてくれる小学生が唯一の会話。

この3人が同じ街で暮らしている。

そして物語の中で、

それぞれの人生がさまざまな局面で交差している。

それぞれが、それぞれの悩みを抱えながら…。

3人は、次第に人と人とのつながりに希望の光を見出し、

一歩一歩前に歩み始める。

それぞれの人生の再生を真摯に描いた作品です。

映画「きみはいい子」の劇場公開予定

映画「きみはいい子」は6/27より公開です。

現時点では31劇場での公開を予定しています。

昨日の「モントリオール国際映画祭」出展をうけて

劇場はさらに増えるかもしれませんね。

話題の映画です。お見逃しなく!

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