7月からの新ドラマ「家族狩り」(TBS系列 毎週金曜 PM10:00)がはじまる。
主演は、女優の松雪泰子。
原作は、直木賞作家・天童荒太のベストセラー小説「家族狩り」です。
ドラマのあらすじは、
認知症の父と介護疲れの母を抱えながら
児童相談所で心理判定業務につく児童心理司・氷崎游子(松雪)を中心に
高校教師・巣藤浚介(伊藤淳史、30)
警部補・馬見原光毅(遠藤憲一、52)らが登場。
とある家族心中事件を発端に
それぞれの3つの家族の話が同時進行し、
お互い絡み合いながら話が進んでいきます。
人間心理の奥深さが描かれています。
人間の醜さ、哀しさ 、気高さ
そのすべて表現する天童荒太らしいの代表作です。
家族狩りのキャスト
- 氷崎游子 役…松雪泰子
- 巣藤浚介 役…伊藤淳史
- 鈴木渓徳 役…北山宏光
- 冬島綾女 役…水野美紀
- 石倉真弓 役…篠田麻里子
- 椎村栄作 役…平岡祐太
- 清岡美歩 役…山口紗弥加
- 氷崎清太郎 役…井上真樹夫
- 馬見原佐和子 役…秋山菜津子
豪華出演者が多い中、やはり目を引くのは
Kis-My-Fit2の北山宏光 と
元AKB48の篠田麻里子
ですね。
ずっしりとテーマの思いこのドラマにおいて
アイドルのお二人がどこまで演じれて
そして俳優としての成長していくか…
とても興味があります。
家族狩りの原作は?
原作は直木賞作家の「天童荒太」で
1995年11月に新潮社より出版された。
この作品は「第9回山本周五郎賞」受賞し天童荒太の代表作となった。
その他の作品には
- 孤独の歌声
- 永遠の仔
- 包帯クラブ
- 悼む人
がある。
「包帯クラブ」については
2007年に映画化されており、
このとき今回のドラマのプロデューサー植田博樹と縁があり
家族狩りのドラマ化につながっている。
原作である書籍の「家族狩り」については
単行本版と文庫本版がある。
1995年に出版された単行本版を
2004年に文庫本版として出版した。
内容について、お大きなストーリーの流れは同じなのだが
単行本版の文書を一切使わずに書き下
全5巻の文庫本となった。
余談であるが
単行本版と文庫本版では
登場人物の名前や家族構成、事件の死因など微妙に変更されている。
ドラマにおいては、文庫本版をベースにしている。
インパクトのあるタイトル「家族狩り」…
ちょっとビクッとしますね。
暗く重い内容で、なんとなく
昨年のドラマにあった「明日、ママがいない」
のような世間の評判になりそうな雰囲気もだしています。
あのドラマも、それで逆に話題になりましたが
「家族狩り」もそれを狙っているんですね…。
原作が天童荒太ということもあり
しっかりとドラマの内容でひきつけてくれると思います。
私もどんなドラマになっているか楽しみです。