阿部一二三 柔道の強さについて なぜ?
柔道の阿部一二三の活躍が目覚ましい。
東京オリンピックに向けて、
金メダル候補にもなれる阿部一二三について書きます。
彼の柔道の強さは?なぜ?
阿部一二三の成績
先日のユース五輪柔道で金メダルを獲得した
「阿部一二三」に俄然注目が集まっている。
大会当日の試合全4試合で、
すべて1本勝ちという圧倒的強さの金メダルでした。
その前の試合「全国高校総体」でも6試合すべて一本勝ち
うち3試合は、秒殺という強さです。
もはや国内においては同世代では無敵状態です。
阿部一二三の戦績
- 2011年:全国中学校柔道大会 優勝(55kg級)
- 2012年:ブレーメンカデ国際 優勝
- 2012年:全国中学校柔道大会 優勝
- 2012年:アジアユース 優勝
- 2013年:全日本カデ 優勝
- 2014年:全国高校選手権 優勝(73kg級)
- 2014年:全日本カデ 優勝
- 2014年:インターハイ 優勝
- 2014年:ユースオリンピック 優勝
- 2014年:全日本ジュニア 優勝
優勝した大会だけでも、ざっとこんな感じです。
柔道全日本監督の井上康生さんは
「高校生(のレベル)を凌駕している」代表コーチの鈴木桂治さんも
「ちょっと半端じゃない勝ちっぷり」
と大絶賛です。
阿部一二三の柔道はなぜ強いのか?強さの秘密
阿部一二三さんは柔道を始めたのは6歳の時。
テレビでやっているのを見て「かっこいい!」と思ったのがきっかけです。
父親が消防士ということもあり、親子で練習をしメキメキと頭角を現してきました。
彼の性格についての評価は
- 元々身体能力は優れている
- 練習熱心
- 物怖じせず、思ったことをズバズバいう性格
と、格闘家に向いた性格のようです。
阿部一二三の柔道の強さは、一言でいうと「技のキレ」です。
元々、柔道選手としては凄く恵まれた体型ではまいのですが、
それを補う技のスピードが凄い。
小学校時代の大会は、階級ごとに分かれていないので
基本的に体格のいい選手が有利です。
しかし、阿部一二三選手は、
そんな中で、体格が上の選手のバッタバタ負かしてきました。
また、技のスピードの速い選手ならいくらでもいますが
彼が他と決定的に違うのは、
その技のスピードを維持できるところ。
繰り出される連続技たるや凄いのもです。
阿部一二三選手は
2年後のリオデジャネイロ五輪も視野に入れており
「大学生とか上の世代がいる中でどれだけ自分が上にいけるか挑戦したい」
と先輩たちに挑戦状をたたきつけているようです。
頼もしいですね。
その後は、東京オリンピックも控えており
金メダル候補となるべく、精進していってもらいたいものです。
阿部一二三の柔道でも活躍、楽しみです!