フランシスコ(Francisco)台風名の意味・由来は?台風8号の名前はアメリカで〇〇のこと?

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台風8号は発生しました。名前は「フランシスコ(Francisco)」です。
フランシスコと言うと、アメリカの都市の名前「サンフランシスコ」ですよね。この名称にはどのよな意味があるのでしょうか。そんな台風名「フランシスコ(Francisco)」の意味、由来についてまとめます。

 

「フランシスコ(Francisco)」はアメリカで「チャモロ人の男性の名前」

フランシスコ(Francisco)はアメリカで使われる言葉です。この言葉の意味は、意外にも男性の名前だそうで、日本でいう太郎みたいなものですね。
サンフランシスコに代表されるように地名なのかと思っていたのですが、意外でした。

ちなみに「チャモロ人」とは、ミクロネシアのマリアナ諸島(グアムとか)の先住民のことです。この地域は台風が発生する地域であり、ここで発生する台風にこの先住民(チャモロ人)の名前を付けるのは、理にかなっているようにも感じます。

更に更に、都市名のサンフランシスコもチャモロ人なのこと言うとそれは違って、キリスト教のフランシスコ会の修道士が創設者である「フランシスコ」を地名にしたのが由来です。

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ご存じのとおり、これらの台風名は日本を含む14か国が所属する「台風委員会」にて命名された台風名です。各国から提案された台風名140個を発生順に名称付与をしています。
今回のフランシスコ(Francisco)は、順番的には41番目の名称です。

前回フランシスコ(Francisco)の台風名が使われたのは、2013年10月に発生したの台風27号でした。この時の台風フランシスコ(Francisco)は、マリアナ諸島付近で熱帯低気圧から台風になりました。発生当初はそれほど気圧も高く大きくない台風だったのですが、北上し日本に近づくにつれて大型台風の育ってしまいました。沖縄を含む日本の南方をなめるような進路をたどり、広範囲に大雨の被害をもたらしました。

前回、大雨被害をもたらした台風フランシスコ(Francisco)は、その前の更にもう一つ前の台風フランシスコ(Francisco)は、2007年9月に発生しています。このときは日本への被害はほとんどありませんでした。

今回のフランシスコ(Francisco)も前々回のように被害の少ない台風となることを祈ります。

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ナーリー(Nari)台風名の意味・由来は?台風6号の名前は韓国語?

 

他のアメリカが由来の台風名は?意味も

台風委員会に登録されている台風名で、アメリカから提案されている台風名は。今回のフランシスコ(Francisco)を含めて10個あります。

マリア(Maria)…意味は「チャモロの女性の名前」

バリジャット(Barijat)…意味は「マーシャル語の「波と風の浜辺」」

フランシスコ(Francisco)…意味は「チャモロ人の男性の名前」

マットゥモ(Matmo)…意味は「大雨」

ヒーゴス(Higos)…意味は「いちじく」

アータウ(Etau)…意味は「パラオ語の嵐雲」

オーマイス(Omais)…意味は「パラオ語で「徘徊」」

アイレー(Aere)…意味は「嵐」

ロウキー(Roke)…意味は「チャモロ人の男性の名前」

ラン(Lan)…意味は「マーシャル語の「嵐」」

 

アメリカから台風委員会に提案された台風の名前の傾向として人の名前は多いですね。男女合わせて3つも提案されています。あと雨、嵐に関連する言葉もいいです。

何はともあれ、今回の台風で大きな被害にならない事を祈りたいと思います。

 

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