ポードルの意味や由来は?台風12号の名前は北朝鮮で「柳・やなぎ」のこと

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今回の台風12号の名前は「ポードル(Podul)」と言います。。
ポードルって音の響きは、衣服の洗剤だか格闘家の名前のようですね。でもちゃんとしたとした台風の名称です。
そんな台風名「ポードル(Podul)」の意味、由来についてまとめます。

 

ポードル(Podul)は北朝鮮で「柳・やなぎ」

ポードル(Podul)は北朝鮮の言葉です。この言葉の意味は、柳(やなぎ)、日本ではお化けが出ると言われるあの柳の木のことをを意味します。

北朝鮮で使われているマッキューン=ライシャワー式という表記方式で書くと「pŏ.dŭl」という記述になります。朝鮮語の柳を訳すると「버드나무」となるのですが、同じ発音なのかは…知識不足でわかりません。すみません。
英語・中国語・ドイツ語くらいなら何となくかじっているので入り込めるのですが、さすがに北朝鮮の言葉はさすがにわかりません。

今回の台風12号「ポードル(Podul)」は、台風委員会で定められた140個ある台風名のうち45番目の台風名称です。

前回、ポードル(Podul)の台風名が使われたのは、2013年11月に台風31号でした。この時の台風31号「ポードル(Podul)」は、パプアニューギニアの北西に発生し、そのまま西に進路をとったため、にほんへの直接の影響はほとんどありませんでした。

ちなみに2013年は、例年になく台風が多く発生した年で2013年最後の台風がこの台風31号「ポードル(Podul)」でした。一年に31個の台風が発生したのは1994年以来19年ぶりの出来事です。

 

他の北朝鮮の言葉が由来の台風名は?意味も

台風委員会に登録されている台風名で、北朝鮮から提案されている台風名は、今回の台風12号に命名されたのポードル(Podul)を含めて10個あります。

キロギー(Kirogi)…意味は「がん(雁)」

ジョンダリ(Jongdari)…意味は「ひばり」

トラジー(Toraji)…意味は「桔梗(ききょう)」

ポードル(Podul)…意味は「やなぎ」

カルマエギ(Kalmaegi)…意味は「かもめ」

ノウル(Noul)…意味は「夕焼け」

スリゲ(Surigae)…意味は「鷲の名前」

ミンドゥル(Mindulle)…意味は「たんぽぽ」

メアリー(Meari)…意味は「こだま、やまびこ」

ナルガエ(Nalgae)…意味は「翼(つばさ)」

北朝鮮から提案されている台風名は、鳥の名前が多いですかね。台風→天気→空→鳥という意味では、連想しやすい名前の由来ですね。他の国と違って、突拍子もない名前もなく全体的に無難な台風名の由来だと思います。

日本から見ると、北朝鮮についてはあまりよいイメージを持っていない人が多いと思いますが、そんな北朝鮮が台風の命名国となっているポードル(Podul)、大きな被害をおもたらさないことを祈りたいと思います。

 

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